第2964話 炎の柱
「ぐおおおおおおッ!」
グラドランは、炎を乱発してきた。
「炎なら私に勝てると?」
私は、悠久の図書館を振るった。
「大技を見せましょう。」
床に、突き立てた悠久の図書館が、大穴を開ける。
「光輝大燃焼!」
魔方陣が描かれ、そこから巨大な火柱がほとばしる!
「出たにゃ!
歴史の転換点で披露された女王の奥義!」
ナキが興奮している。
宮殿前・・・
「ミリアム様が、ついに使われたか。」
イリアが、銃を撃ちまくる。
「こ・・・
こいつ・・・
何者だ!?」
騎士たちが、驚愕する。
「我が名はイリア!
キティルハルム女王補佐官だ!
「白の男爵」とも呼ばれる!」
「にゃ~ん!」
白猫号が、敵兵を蹴り飛ばす。
「くそッ!
違和感ありすぎだ!」
そこに、間髪入れず・・・
「雷撃魔法!」
「「「ぐわあああああああああああああッ!」」」
雷撃魔法をぶっかます。
「アレがでたということは・・・
ミリアム様は、本気ということだ。」
宮殿内・・・
「ほ・・・
炎の柱・・・」
「お望みとあらば・・・
もっと出せますよ?」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
二本目の火柱が立つ!
「一度目は、王都を直接攻めた敵を焼きました。
二度目は、友好国の武力介入に。
とにかく・・・
この術は、因縁の術なのです。」
デター!




