第2940話 大魔王リバイアサン暴れる!
サタン艦隊・旗艦パンデモニウム・・・
「サタン様。
リバイアサンが出撃しました。」
副官の大魔王ベルゼブブが、報告する。
「うむ。
機械悪魔部隊、高位悪魔・機動兵器隊・・・
ヤツを援護せよ!」
超魔王サタンは、指揮を執る。
「さて・・・」
海竜と呼ばれた大魔王リバイアサンは、手を掲げた。
「戦闘化!」
その姿は、凶悪かつ禍々しい竜神となった。
「くらいなさい!」
リバイアサンの吐き出した吹雪が、敵艦隊を凍結・粉砕していく・・・!
「こ・・・
これは・・・」
サタンの秘書の悪魔侯爵アモンが目を剥く。
「フハハハハハ!
これは・・・
ただの魔法に見えるが・・・
光と闇の最高位魔法の合成であるぞ!」
「「「ひッ!?
つまり・・・
裁きの吹雪!?」
悪魔侯爵たちは、震え上がった。
「うむ。
ミリアム女王級や、人間由来の超魔王は・・・
魔法力や技術でやっておる。
しかし・・・
アレは「自分の力」のみ。
まあ・・・
創造神王様方や破壊神王様方の力を借りるところだけが、共通であるかな?」
リバイアサンに機械悪魔が随行する。
これは、悪魔たちが下級悪魔の数を補うために、機械天使を参考に開発したものだ。
「最下級悪魔グレムリンよ。
上位悪魔の機動兵器隊に伝達。
総攻撃!」
「はッ!」
敬礼をした機械悪魔は、機動兵器隊にリバイアサンの命令を伝える。
「さあ・・・
存分に暴れさせてもらいましょうか・・・」
悪魔的!




