第2937話 元祖・型破り!
「にゃあああああああああああッ!」
ミケランジェロ神は、敵・機動兵器を両手で掴み、振り回し・・・
別の敵・機動兵器にぶつける。
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
爆発四散する、両・機動兵器。
「にゃーははは!
こんなことはできまい!」
できねーよ。
いろんな意味で。
「次元断層壁展開!
あのクソ猫を近づけるな!」
とある艦長が、叫び・・・
なにやら壁のようなモノが展開される。
「どうやら敵は、ミケランジェロ神に恐れをなしたようですな。
あれは・・・
ハルカ神様の分析だと、時間障壁を応用した「次元障壁」のようです。」
機械天使が言う。
「ほほお・・・
なら・・・」
ミケランジェロ神は、「神」がしてはいけない表情をする。
「これならどうにゃ!」
呪文を唱え・・・
右拳に集めて、障壁に叩き込む!
「時空振動覇!」
ゴオオオオオオオオオオオオオンッ!
障壁に穴が開く・・・
要塞空母艦エレノーラ・・・
「あ・・・
アホな・・・!」
ハルカ神は、「石化」していた。
「「ぶははは!」」
一方、ノワール神と楪の魔女は爆笑していた。
「「やると思った!」」
そう。
時間魔法を応用した次元障壁。
これは、空間軸0と時間軸0に設定して、被攻撃エネルギーをやり過ごすものだった。
それを看破したミケランジェロ神は、時間魔法で「殴りつけた」のだった。
ミケランジェロ:目には目を歯には歯をにゃ!




