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第2936話 生物を「崩壊」せし理論

「では・・・

ジョルジュと戦わずして・・・

私が敵を「泥」に変えた術をミリアム女王が、見抜いたのも・・・」


「そうだ。

「人間」としての発想よ。

ただ・・・

それまで誰も「生物を建造物とした場合、その骨組みである」と・・・

人間時代のそなた以外、見抜いた者はいまい。」


シェス神は言う。


「地層に埋もれた生物が・・・

化石になっても変わらず残る。

これは・・・

鉱物に変化する段階で、その「骨」が残るからというのは・・・

なかなかない発想ではないか。」


「ですね。」


そう。


「思えば・・・

私は超魔王になって以来・・・

ライテス・・・

ミリアム女王・・・

そう。

独創的な科学導師に負けてきたのです。」


ハルカ神は答えた。


そうしている間に・・・


「ミケランジェロ様・・・

敵巡洋艦を両手で持ち・・・

それを武器にして、戦艦を撃沈されましたッ!」


シルフィード神が報告する。


「「いッ!?」」


独創的すぎる「力技」だ。


「あ・・・

あのクソ猫!

無重力で重さがないのをいいことにッ!」


ノワール神が、呆れと怒りの入り混じった声で怒号をあげる。



敵艦隊宙域・・・


「にゃーははは!

どこの猫神もやらんにゃ!」


ミケランジェロ神は、バカ笑いをしていた。


「そ・・・

そのような戦い方は、おやめください!」


機械天使がたしなめた。


「これがあちしのスタイルにゃ。

娘も含めて、どうもみんな複製体クローンみたいに言うけど、あちしはあちし。

カンケーないにゃ。

どこにもいるにゃ。

あちしはあちしにゃ。」





昔の歌からです。

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