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第297話 王立学校教師育成部

教師がずらりと並ぶ。


「キティルハルムは、新しい時代となります。

皆様は、人間の「心」を育てる教師となってください!」


「「「はい!!!」」」


まだ若い教師たちは、声をそろえて返事をする。


「かつて、キティルハルムは時代の最先端を行っていました。

しかし、それは「超魔王ガルアレート」に対する「物理的」な力に対抗するためでした。

そして、現在人類は「古代文明」を凌ぐ力を有しています。

この力は、かつて神と肩を並べて戦った人々に匹敵するものです。

次は、どうするのか・・・

それは・・・

次なる「超魔王」を産まぬ社会を築くことです。

人と人のすれ違い・・・

間違った気遣い・・・

間違った愛・・・

これらが、次なる富を妨げ、一つの貴重な文明を滅ぼしました。

でも、我々はそれを克服しなければなりません!

ゆえにあなた方は、「心の教育」を専門に扱います。」


そう私が言った直後に、リケちゃんが進み出て演説を始める。


「平和神リケ・ミケランジェロにゃ。」


あいさつもそこそこに、礼をする。


「この度、臨時学長代行に就任したにゃ。

と、いうのも、コレ・・・

あちしのお仕事と、一部重複しているからにゃ。

さすがに、お仕事が忙しいのと、この身体なのでちょくちょくは来れないけど、よろしくお願いするにゃ。」


「「「はい!!!」」」


さあ・・・


準備は整った!


多くの教師を育て、世界中から可能な限り人同士の誤解による争いを減らすんだ!

リケちゃんも、こういうお仕事をしています。

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