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第2932話 その正体

かつて・・・


地球のルネサンス期・・・


王家に匹敵する財をなし・・・


芸術家や科学者、錬金術師を支援するまでになった豪商一族がいた。


「メディチ家」という。


「なぜですか!?

当主様!

私は、一族の主幹産業の薬を手掛けて・・・」


メディスンの・・・


「薬」を意味する名の男は、当主に意見した。


「確かに、お前の腕はいい。

だが・・・

権力者や王家に、薬を都合して稼ぐまではよかったが・・・

「毒」を使うのまでは、問題があった。」


今や、メディチ家は他にも産業を興し、政略結婚も進め・・・


一大名士にまでなっていた。


「しかし・・・

芸術家や科学者、錬金術師を支援するようになった我が一族は・・・

もうおおっぴらに「毒」は使えんのだよ・・・」


当主は、メディスンの口を無理やり開き・・・


毒を流し込んだ・・・


そして・・・


「にゃあああああああああああああッ!」


意識を取り戻した次の瞬間・・・


メディスン神は、その身体を原子のレベルで砕かれていた。


裁きの吹雪(ジャッジメントブレス)の攻撃だった。


(くくく・・・

よもや・・・

オルゴデミウス様に従った頃より・・・

表立ったことをしなければ・・・

ハルカ様のように、一度叛逆しようにも、取り立てられたか・・・)


彼が、ミケランジェロ神にとどめをさされた時に、正気を取り戻したのは、救いか罰か・・・


それは判別できない・・・

メディスン神は、メディチ家の一族ということにしました。

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