第2929話 芸術とは
「にゃーははは!」
ミケランジェロ神は、笑っている。
「ここは・・・」
ローブを翻す!
すると、その下にあったのは・・・
「これなるは・・・
デイブランド神の末裔の工房の作にゃ!」
なにやら、全身にポケットが多く、武器や道具が内臓されたツナギだった!
「人間も、たまにはいいもんつくるにゃ・・・」
「うぐッ!」
薬がキマッている状態なのに、メディスン神はビビっていた!
「うおおおッ!
光輝火炎弾ッ!」
魔法をぶっ放すが・・・
「にゃッ!」
ミケランジェロ神は、その両手を素早く動かす!
次の瞬間・・・
「芸術作品・・・
「炎のシャンパンタワー」にゃ。」
炎が、シャンパンタワーに「加工」されている!
「人間、神ともにできるヤツはあちしだけにゃ!」
「いろんな意味でできませぬ!」
だが・・・
「にゃーははは!
世界は広い!
宇宙もまた然りにゃ!
それこそ、あちし以上の人間や神はいくらでもいるにゃ!」
いてたまるか。
「おお・・・
シャンパンタワーでさっきの彫刻が照らされてきれいにゃ・・・」
正直、ぶっとびすぎている。
「にゃーははは!
お前さん・・・
亜神ヒポクラテスにも劣るにゃ!」
「な・・・
なんですと!?」
亜神ヒポクラテス・・・
彼は、医神アスクレピオスの末裔と呼ばれた医者で、「医聖」とも呼ばれる。
「あと・・・
ミリアム女王から聞いたけど・・・
彼は「アヘン」の開発者にゃ。」
最後のは、ガチです。




