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第2921話 魔導士大隊

「く・・・

将に近づけんとは!」


機動兵器グランデ隊隊長がうめく。


その時だ。


「うぐッ!?」


突然の脱力感と、衝撃が部隊全体を襲う。



ミリアリア艦橋・・・


「敵艦隊・・・

急に脱力したの!」


ユニィが報告する。


「「時間切れ」ね。」


「時間切れ?」


「そう。

ヤクってのは、効いている状態だと強力なパワーアップが期待できる。

でも・・・

切れたら禁断症状や脱力が酷くなる。」


私の説明に、ユニィが絶句する。


「魔導士大隊前へ!」


機動兵器テルナハル隊が前に出る。



「くくく・・・

ナキ閣下やイリア閣下に持久戦をさせられて、廃人同様になってはおそるるにたらず!」


隊長は、部下に陣を敷かせる。


隊長機が、部下の魔法力を集める。


「くらえ!

光輝彗星弾シャイニングメテオ!」


激烈な収束魔法が、敵部隊を呑みこむ。


「「「ぐおおおおおおおおおおおおおッ!?」」」


突然の魔法攻撃に対処できず、焼き尽くされる敵部隊。



ピースフルリケ艦橋・・・


「こりゃあ・・・

敵の使用している甘露アムリタは、粗悪品にゃ。

しかも、ガチのヤクを混ぜてるから、長時間戦えないにゃ。

総大将は、自分一人が贅沢に使ってるにゃ。」


リケ神が、あきれ返った声で言う。


「使えたもんじゃないんだし。」


アロームが言った。


「にゃ。

ヤクは得てしてそうだけど・・・

これは酷いにゃ。」





バーサーカーです。

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