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第2908話 さあ!吐け!

尋問室・・・


私たちは、机に据えられた席に腰をかけるバルダーズゲートの前にかけた。


「き・・・

貴様ら・・・

なぜガスマスクを装備しておる!?

それは・・・

よもや毒ガス兵器か!?」


バルダーズゲートは、怒鳴った。


「違うと言えば違うにゃ・・・」


ニケ神の目が泳いでいる。


当人曰く、「クロール」らしい。


「そういえば・・・

そこの女神の小娘・・・

戦場で歌っておったな!」


それは、どうでもいい。


「さて・・・

超魔王バルダーズゲート様。

あなた様には、いくつか質問にお答えしていただきます。

そのため・・・

二日分の食事を抜きました。」


私は、料理のフタを取る。


おいしそうなカツ丼だ。


しかし!


「うぐッ!?」


「私の料理は、一部では絶賛されております。

しかし・・・

このような「おいしい」料理をつくることも可能です。」


「な・・・

なんだコレは!?

おいしそうな見た目なのに、凄まじい臭いだッ!

ありていに言うと「クサい」!

だが・・・

科学的にも、理屈的にもその理由が理解できんッ!」


すでに、目をやられているバルダーズゲート。


「ここにおわすは、超魔王サタン様配下・竜の大魔王リバイアサン様。

リバイアサン様の質問にお答えすれば・・・

フツーのおいしいカツ丼をすぐにでも用意いたします。」


私は、ニヤリと笑う。


「猫」さながらに・・・


「さあ・・・

私の質問に答えるか・・・

それとも空腹に負けて、その「クサい飯」を食すか・・・

二つに一つ。

我が主君・超魔王サタンはもとより・・・

こちらの神々も、人間の艦隊も・・・

情報を求めております。」


リバイアサンは、すごんだが・・・


そのガスマスクによってくぐもった声で、迫力がなかった。

尋問兵器登場!

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