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第2902話 どう取るかが問題

くくく・・・


「わかりました?」


すっと目を細める私。


「わからいでか。

そちらの宇宙では、「まったく」攻める気配がない。

かつ、こちらの艦隊全てが「壊滅・強制送還」。

わかる者はわかる。」


ブラスラー神は言う。


「事実・・・

新技術や変わった戦法も使いまくりましたし。」


私は答える。


「ケト女王陛下が「人間」で初めて気づいてくれてよかった。

だからこそ、今回の「攻勢」です。」


「くくく・・・

こういう戦略の意図を、勝手に「コケにする」としていきがる神々や人間が多くて困ったものよ。」


そこで・・・


「事実、突っ込んでボロボロに負ける者もいるのです。

ブラスラー神。」


アルナスが言う。


「どう取るかが問題か。」


そこでシェス神がニヤリと笑う。


「ここは・・・

歌と演説で攻めましょう。」


「ほほお・・・

楽神オルフェス神を葬ったシステムであるな?

そちらの進化種族の一つ・・・

海天使セイレーン」と言ったか。」


「奇しくも・・・

このシステムは・・・

リシテアール連邦にて、キティルハルムの技術協力により、ヘクセンティアールという海人族の国家が開発したもの。

ご無礼ながら・・・

貴宇宙には、「慈悲」を「侮辱」と脳内変換する神や人ばかりのようで。」


そこで・・・


「フハハハハハ!

違いない!

だからその「慈悲」の心に敗れるのだ!」


ブラスラー神は、腹を抱えて笑った。


こうして、戦略が練られていくこととなる。



現実でも、相手の「意」を読まない方が多いのでは?

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