第2884話 猫女王の歌
ミリアリア艦橋・・・
「そろそろ頃合いですか。」
私は、ニヤリと笑う。
「総旗艦エリュシオンに通達!」
「了解にゃ!」
次に、パン神の姿が映る。
「おおう!
イケメンにゃ!」
「何を言うか、この変人が!
私をなんだと思っておるかッ!」
「ストーカー神」
「無礼者!
私は妻帯者であるぞ!」
意外とイケメンなパン神は怒鳴った。
「妻は・・・
このヤギの下半身がいたくお気に入りでのう・・・」
「奥さん・・・
ケモノフェチにゃ・・・」
げんなりとするナキだが、気を取り直し・・・
「陛下が仰せにゃ!
フィナーレの曲を下賜していただきたいにゃ!」
「うむ!
海天使システムを稼働を確認しておる。」
言うと、パン神は琴を弾き始める。
「ほほお・・・
コレは・・・」
私は歌い始める。
power to the dreameである。
オルフェス艦・・・
「おお!
陛下の歌にゃ!」
リケ神が興奮する。
「こ・・・
これは!?」
ステラの動きがよくなり、逆にオルフェス神が弱体化する。
「はああああああああああああッ!」
「ぐああああああああああああああああああああッ!」
剣と琴がぶつかる!
「これが・・・
ミリアム女王の歌かッ!」
しかも、楽神の一角の支援を受けているのだ。
「バカな!
私とて楽神だぞ!」
「神とて・・・
うぬぼれはよくないにゃ。」
リケ神は冷たく言った。
ナキ:パン様の奥さん・・・
ケモノフェチにゃ?




