第2869話 歌VS歌
戦艦ミリアリア艦橋・・・
「どうもこちらの神々や味方が騒がしいと思ったら・・・
あなたですか・・・
こちらの「海天使システム」の効力を下げているのは。」
私は、モニター画面に映った「神」を見た。
「「海天使システム」というのか・・・
大したシステムを開発したようだな。
いくら「善」属性とはいえ、暗黒神波動まで増幅するとは恐れ入ったぞ。」
「神」は、竪琴を構えた。
「我が名は・・・
楽神オルフェス。
薄汚い黒猫よ。
貴様を倒すために来た神だ。」
私は、ニヤリと笑う。
「ふッ・・・
私のこの黒髪と耳、尻尾は・・・
「叡智」の証です。
黒猫とは・・・
「賢き猫」、
「魔女の猫」ですよ?
これでも、幾多の邪神を葬ってきました。」
なんだが、ナキがかつて私が倒した邪神を「写真」に撮ったものを出していて・・・
「ナキ閣下!
それは、「写真の像」なの!」
と、ハリセンではたかれている。
「猫はね・・・
賢く・・・
執念深いのですよ?
オルフェス様・・・」
私は、悠久の図書館を構える。
「さて・・・
せっかく、「虎の子」の楽神がこられたのです。
おもてなしをせねば。」
ユニィが、DVDをセットする。
「さて・・・
お耳汚しに・・・
一曲・・・
「風のノーリプライ」を・・・」
私は歌いだした。
「なんの!」
オルフェスも歌いだす。
戦艦ミリアリアから、エネルギーの奔流が放たれる。
同時に、オルフェス艦からも同様のエネルギーが!
「にゃーーーーーーーーーーッ!
ま・・・
まさか・・・
「歌」を武器にする敵がいるなんて!」
ナキがびっくらこいていた。
エルガイムのOPです。
版権の都合上、歌詞は残念ながら・・・




