第2868話 登場
サタナス旗艦・・・
「神族軍楽艦隊・・・
転移してきました!」
「なに!?」
自分の報告の反応が速かったことにおどろくサタナスだが・・・
「艦隊司令・学神オルフェス様から通信です。」
「よし、繋げ!」
モニター画面に、楽神オルフェスの姿が映る。
「くくく・・・
なにを黒猫一匹に手こずっておる?」
「し・・・
しかしながら、敵は主力を侵攻させてきておりますゆえ・・・」
そうは言っても、その戦力以上に兵器がすごい。
わかっておらぬのだ。
このお気楽楽師神は。
「この私とて、戦略はわからん。
が・・・
黒猫の歌・・・
相殺してくれよう。」
リケ艦隊・・・
「リ・・・
リケ様!
艦隊全体を、強化された神波動閃熱砲が一斉に!」
テラが悲鳴をあげた。
「盾艦、防御にゃ!」
叫ぶと、リケ神は・・・
「平和神・・・
なめるんじゃないにゃ!
そんなことしたら・・・
100000倍にしてなめ返すにゃ!
至高の盾ッ!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
サタナス旗艦・・・
「て・・・
敵艦隊・・・
なにやら、防御専用艦で防御したもよう・・・
ただし・・・」
「ただし・・・
なんだ!?」
「船腹に・・・
「横」と書かれています・・・」
「盾」「縦」→「横」である。
「加えて・・・
平和神が、強力な防御魔法を行使したようです!」
リケ:盾は「横」に使うにゃ。




