表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2962/3270

第2867話 不穏

ケトシー王国銀河宙域・・・


「あの女王・・・

やるじゃないか!」


「ってか・・・

ああ見えて、美魔女らしいぞ・・・」


パイロットや将官が言う。


「うあッ!」


よそ見をしていた機動兵器グランデに、神波動オーラレーザーが直撃しそうになったところを、天使のような機械が神波動盾オーラシールドで防ぐ。


「よそ見は禁物ですぞ。」


「え!?

天使!?」


「いかにも。

私は、リシテアール連邦の惑星神であられる平和神リケ・ミケランジェロ様の配下。

「機械天使」大隊の座天使ソロネサンダスフォン。

いかに、我が神やミリアム陛下がご助力されているとはいえ、そなたたちが戦わなければならぬのだ。」


そう言うと、サンダスフォンは、周囲を見渡す。


「おかしい。」


「なにが?」


「明らかに、陛下の歌の支援や海天使セイレーンシステムも、完璧だ。

が・・・

ジャミングがかかっておるようだ。」


さすがに使い慣れたシステムの変調には、リシテアール連邦側は感じ取っていた。


「ゆえに、この不穏・・・

調査に参った。」


一方、リケ艦隊・・・


旗艦ピースフルリケ艦橋・・・


「違和感にゃ。

お。

陛下の歌が変わったにゃ。

「突撃ラブハート」にゃ。」


リケ神は、操縦桿を握り、ノリノリで操艦する。


「確かにおかしいです。

なにか・・・

歌の力なら、陛下と互角の相手が控えているような・・・」


テラが言った。


「三流超魔王に、田舎の平和国家を堕とそうとするのは、神でも許さんにゃ!」


リケ神は奥歯をギリリと噛んだ。


出てくるか!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ