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第2849話 黒猫の女王とキジトラの女王2

「あなたにはわかるまい!

戦争をおふざけにしているミリアム女王には!」


ケトの怒りの神波動オーラで、何かを感じた私。


「そうですか?」


私は、少し覇気を出す。


「困るんですよ。

私がいつもこういう言動だからといって・・・

「ふざけている」と思われるのは。」



ミリアリア艦橋・・・


「が・・・

ガチにゃ!

陛下・・・

いつもふざけてるけど・・・

「本気」出させると・・・

そいつは・・・

死ぬか痛い目にあうにゃ・・・」


「ええ。

僕も、なんどか陛下にお会いしたことがあります。

どこか・・・

こう・・・

いつも飄々としてるけど・・・

仮面をかぶっているような・・・」


ブレーンが、画面の向こうから言う。


「その仮面をひっぺがされると、本当に激怒するというか・・・」


「それが陛下にゃ。

本気でいることを悟られまいとするくせに・・・

おふざけ呼ばわりされるのが嫌いな方にゃ。」



「私とて・・・

国民を守る「母」。

ふざけてやっていられるものでも・・・」


神波動オーラが噴出する。


「ありません!」


覇気を放つ。


「死を強いる神に・・・

侵略を強いる神に、正義がありますかッ!

なぜそれがわからんのですかッ!」


「うう・・・

ではあなたは・・・

一方的に敵をなぶるのは・・・

好きですか!」


私は、目を細める。


「猫」さながらに。


「ええ・・・

好きですよ・・・

特に、実力もわきまえずに、自分より弱い者たちを虐げる者たちを倒すのはね!」




これが「猫」!

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