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第2848話 黒猫の女王とキジトラの女王

壮麗な機体が、ガンダール・ミリアリアⅡの前に対峙した。


「まさかこの私が、この機動兵器グランデメーンクーンで出るとは思いませんでしたよ!」


ケトは、咆哮をあげ、ガンダール・ミリアリアⅡに斬りかかった。


そこで・・・


「はあッ!」


ガンダール・ミリアリアⅡは、不規則に動き・・・


残像を残す!


「ぶ・・・

分身!?」


「今、この機体・・・

ガンダール・ミリアリアⅡは、高熱となっています。

ゆえに、「装甲」からも廃熱し、残像を残します。」


私は、「分身」でケトを翻弄したのち・・・


「き・・・

消えた!?

どこへ!?」


さすがに眼前から残像を残して消えたことに気付いたか、ケトの機体はきょろきょろと周囲を見る。


「ここだああああああああああッ!」


ガンダール・ミリアリアⅡは、回転して蹴りを繰り出す!


「奥義・縦円座斬り!」


「うおッ!」


がッ!


メーンクーンは、両腕をクロスさせて防ぐ。


「見事!

しかし・・・

あなたのネーミングセンスは、意味不明です!

この技は・・・」


がッ!


ガンダール・ミリアリアⅡを蹴り飛ばして言う。


「回転かかと落としというのですよッ!」


その言葉を聞き、私は、ニヤリと笑う。


「猫」さながらに。


「よく言われます。」


返す刀で再び攻撃!


「脚スタンタリアート!」


メーンクーンの首に、蹴りを仕掛ける!


それも防御するが・・・


「これを・・・

延髄斬りと言うんです!

無節操な!」



陛下は、こんなネーミングセンスです。

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