表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2929/3270

第2836話 パスキール観光2

「ふーむ・・・」


ハルカ神は、ホープメイカー艦橋の内装を見て回る。


「なるほど・・・

超魔王時代、私が戦った頃・・・

そう・・・

最初の復活・・・

その頃にここで、リシテアール全軍は・・・

勝てないわけですね・・・

空中戦艦!?

贅沢ですね。

宇宙戦艦として運用可能ですよ。」


だが私は首を左右に振った。


「当時の技術では、完全な宇宙戦艦として再生は不可能でした。

それでも・・・

初代ライテスの技術を惜しみなく投入し・・・

邪馬台国の空中戦艦アメノウキフネ・・・

我が国の空中戦艦クイーンノワールが得られた技術で完成しました。

まあ・・・

地球で言うところの「辞書の石碑(ロゼッタストーン)」ですね。」


私の説明を聞きつつ、ハルカ神は、床に手を当てる。


「なるほど・・・

この戦艦にて・・・

老師の反射衛星砲を撃ち・・・

そして・・・

そうなのですね・・・

英霊たちよ・・・」


ハルカ神は、少し微笑む。


「英霊たちよ・・・

かつての私が間違っていたとは思いません。

が・・・

あなたたちは、必死に戦ったのですね。

今ならわかります。

未熟なれども、「神」となったこの私があなたがたを引き継ぎましょう。

そして・・・

泥臭い言葉をいまこそ誓いましょう。

「綺麗ごとを言うための力を」と。」


ハルカ神は、超魔王時代の彼女と違う雰囲気があった。


今さら思うが・・・


彼女は、人間時代に・・・


好きな研究を、思う存分できたなら・・・


もっと幸せな科学導師になれたのだろうか・・・

ハルカ神のモデルは・・・

あの人物です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ