表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2907/3270

第2819話 逃がせ、しかし・・・

ふむ・・・


「メディル。

相手が退くなら、逃がしてください。」


「はい。」


通信で、私はメディルに命じる。


そのとき、私とメディルの顔は・・・


「女王と服飾デザイナーがしてはいけない表情」だったらしい。


「なぜです?

ここまで勝っているのですよ?」


シルフィード神が聞いてくる。


「ちッちッちッ・・・

わかってないにゃ~」


ナキが「ものすごく」邪悪な表情で答える。


「敵全体をビビらせて、攻める気をなくすためにゃ。

アホな敗け方を続ければ、フツー、その気をなくすにゃ。」


「では、そうでないなら?」


「タルタロス宇宙で、下の神様や人間たちが反乱をおこすにゃ。」


「しかし、攻め続ければ・・・」


「それならそれでいいにゃ。

相手は攻め疲れてへばるか、陛下の策にハマって壊滅するかのどっちかにゃ。」



ツクヨ艦隊・・・


「ええい!

あの機体はなんなのだ!

防御一辺倒だぞ!

時間魔法!

「加速」だ!」


ツクヨ艦隊は、ありえない速度で突っ込んでくる。


時間魔法で加速しているのだ。


だが・・・


「この私が・・・

「防御」しかできないとお思いですか?」


メディル機は、光流金属ライトメタルの糸で魔方陣を描く。


そうして現出したのは・・・


巨大な黒い穴だ。


そこに、ツクヨ艦隊は突っ込んでいく!



ツクヨ艦隊・・・


「や・・・

やられました!

こっちの移動位置を予測の上・・・

空間歪曲魔法を使用されました!」


「なんだと!?」


そう。


メディルはツクヨ艦隊を「強制送還」したのだった!

すげえ・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ