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第2815話 対処可能?

何やら、メディルは笑っている。


「陛下。

ちょっと私に魔法をぶっ放してみてください。」


ほほお・・・


自信ありそうだな。


「では・・・」


光輝閃熱針シャイニングニードル!」


私は、メディルに魔法を放つ。


すると・・・


メディルは、両手で何やら印を結んでいるようだが・・・


次第に魔方陣のようになっていく。


「ストリング・ネット!」


網目のような糸が、メディルの周囲を囲み・・・


炎の針をことごとくはじき返した。


「すげえにゃ!」


リケ神が、驚嘆する。


「親方の技術と一族の技術を融合しました。」


メディルは、むふーッと鼻息を荒くする。


「確かに、加減したけどまともに防がれるなんてね・・・」


私は、ふと思った。


「どうやったの!?」


そこで、メディルが答える。


「陛下や騎士、兵士に納入される魔方陣刺繍のローブや戦闘服があるでしょう?

アレの応用です。

あと・・・

空気から物質を取り出す術があるでしょ?

金剛石吹雪ダイヤモンドブリザード」みたいな。

それで糸を精製して・・・

魔方陣にしているんです。」


さ・・・


さすが!


「さすが、ジョルジュの血縁ね・・・」


「ええ。

これでも、綜合導師の家系ですし。」


やるじゃないか。


彼の子供の代から、優しい顔の連中が増えているが・・・


ダテじゃない!


実力はある。


ん?


もしかするかも!



メディル・・・

底知れません。

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