表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2901/3270

第2813話 時魔導士艦隊

タルタロス宇宙・・・


「ようやく流行が落ち着いてきたようです・・・」


ウリナラース神の前で、医神オピュクシアが報告する。


「くそッ!

神々まで死にこそしなかったが、満身創痍の者がまだおるぞ!」


ずいぶんとふざけた・・・


それでいて怖ろしい疫病だった。


「時空神クロノよ!」


「ははッ!」


一柱ひとりの神がひざまずいた。


「時魔導士を中心とした艦隊を送れ!」


その言葉に、神々も人間の提督たちも絶句した。


「しょ・・・

正気でございますか!?」


元帥神グレスが、思わず口走った。


普通は、「正気か!?」ではなく「本気か!?」と問うところだ。


「いかな奴らも・・・

大規模な「時間操作」には勝てんだろう。」


だが・・・


さすがにウリナラース神も、相手が「戦力増強」に使用しているなどとは思ってもいない。


さらには・・・



キティルハルム王宮・・・


私は、個人端末パソコンでシミュレーションをおこなっていた。


「コレは・・・

いくらなんでもアホすぎるにゃ。」


お土産で「山吹色のお菓子」を持ってきたリケ神が、画面を観て言う。


「「時間魔法」?

やるでしょうね。

むこうの神々は。」


私は答えた。


「このシミュレーション・・・

圧倒的に・・・」


「そう。

結局、魔法ってのは力を借りる対象から切り離されたり、力を返されたりすると「終わり」なのよ。」


私は、底意地の悪い顔で笑った。


「猫」さながらに。

まーた、後先考えてない敵の神様。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ