表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2899/3270

第2811話 神聖工房

「工業力にも・・・

と、仰せですね。

確かに限度があります。

が・・・

「時間」と「空間」の流れを変えれば・・・

人間の皆様の負担を和らげることもできまするが・・・」


アルフォンスが説明を始める。


「じ・・・

次元断層ッ!」


ミリアム女王が声をあげた。


「通常空間の倍の速さで時間が流れる空間!

そこでならいくらでも生産が可能です!」


「お・・・

おお・・・

これで・・・」


安堵する王たちだが・・・


ここで・・・


「忘れたにゃ?

そーいう「時間操作」はガチ「神の領域」にゃ。

人間が「神々」に頼り切っちゃだめにゃ!」


ファクトリアがぴしっと言う。


「そう言う訳で・・・

この「神聖工房」では、弾薬や表層装甲・・・

神族の兵器のみを生産します。

よいですね?」


アテナ神が注意喚起する。


「「「ぎょ・・・

御意に・・・」」」


地の底に堕ちたような表情の王たち。


「当然ですよ。」


ミリアム女王がジト目になる。


「ミ・・・

ミリアム女王とて、「時間魔法」をお使いになられるだろうが!」


一人の王が「失言」をぶっかます。


が・・・


「だが・・・

「限定的」だ。」


そこに現れたのは、深淵の図書館(アカシックレコード)の番人・司書神カイロスの従属神トトである。


「彼女が行使するのは、我が主の術。

畏れ多くも、時空神(クロノス)様の力は人間に行使できぬ。

もし仮に人間が、時空神クロノス様の力を行使できれば・・・

ヘタをすれば、この宇宙どころか「マルチバース」が崩壊しかねん。」


ずいぶんとコワいことを!

そう。

「本職」の時の神の魔法は使えんのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ