表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2895/3270

第2807話 毒では死なないヤツ

「「「おお~・・・」」」


王や軍人たちが感心する。


「かつて、多くの偉人や王が無念にも毒殺されたのだ・・・」


「それも、恨まれても仕方がない者だけではなく・・・

もっと生きておらねばならぬようなものばかり・・・」


だが、ジョルジュは肩をすくめる。


「そんないいもんじゃないよ。

僕はかつてご主人様・・・

今のハルカ神に遺伝情報操作をはじめとする強化を受けた。

今じゃあ、青酸カリの一気飲みをしても死なない。」


「いい加減にしてくださいッ!」


ニコが、ハリセンでジョルジュの頭をはたく。


「毒そのもので死なないのはいいんです!

この前の宴会芸では、どーでした!?

喉を詰まらせて、死にかけたじゃないですか!」


それを聞くと・・・


「そこだけ普通なんだな・・・」


アルナスが言った。


「不死身と言われても、「生物」だからね。」


だが・・・


「陛下なんか・・・

べろべろに酔って、自分で「解毒」をかけていることもあるよ。」


ジョルジュの言葉に、口笛を吹くミリアム女王。


「あ~・・・

いいかい?」


仏頂面の唐揚げさんが、話を戻す。


「ジョルジュ様の言う通り・・・

相手が攻めてくる限りは、どんな手を使っても「守り切らなきゃ」なんねえってこった。

手段を選ばねえってんなら・・・

ジョルジュ様の「おもちゃ」・・・

殺人端末キルドローンがある。」


唐揚げさんは、説明を続ける。


「これは・・・

温度の高いモノ・・・

CO²なんかに反応して、対象をぶった斬る。

今回のは、えげつねえことに「一度味方を攻撃した相手を攻撃するAI」を組み込んだんだよ。」



アレですわ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ