表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2802/3270

第2719話 岩石を斬る

「あなたは・・・

剣術だけで、岩石を斬れるかにゃ?」


リケ神は、唐突に言う。


そして・・・


彼女は、床を蹴り・・・


跳んだ!


「覇王烈風斬!」


神速のスピードで、ミネル神に斬りかかる!


「うわっと!」


思わず、剣で斬りはらう。


「さすが「神」にゃ。」


「できませんよ!

「神」ですら、神波動オーラや、魔法をもってせねば不可能です!」


「果たして・・・

そうかにゃ?」


リケ神は、不敵に笑った。


「あれは・・・

一通り教えてもらった後のことにゃ・・・」



回想・・・


「あなたは・・・

この木刀で・・・

あの岩が斬れるか?」


大きな岩を目前にして、メガネを押し上げ、アルナスが言う。


「不可能にゃ!」


「くくく・・・」


アルナスは笑った。


「そう。

それが常識の回答。

だが・・・」


棒立ちになっているアルナス。


「はッ!」


一瞬、神波動オーラばかりか気配すら消え・・・


アルナスの姿が消えた。


次の瞬間・・・


アルナスは再び姿を現す。


さらに・・・


ず・・・


ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!


岩が、オリハルコンの回転式鋸チェーンソーで斬られたかのごとく真っ二つになっていた。


「こ・・・

これは・・・」


「人間は・・・

神もそうだが・・・

戦っていると、どうしても殺気立ち・・・

無駄な神波動オーラやらを出してしまう。

これがいけない。

かえって、身を傷つける。

いわば・・・

これぞ・・・

騎士団流奥義・・・

「無刀斬」。」



「あんなことできんにゃ。」


言いつつ、構える。


「さあ・・・

いくにゃ!」


リケ神は、神速で斬りかかる!


「奥義!

ティアムレットバースト!」


その時・・・


ミネル神は、無数の閃光を見た!

テラ:アルナス卿はバケモノですか・・・?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ