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第2716話 しつけのなっていない猫神?

ミネル神は、鉄球に神波動オーラを込める。


それは粉々に砕ける。


「あなたの母親は・・・

師は・・・

どのような教育をされたのですか!?」


神官たちや従属竜たちが、顔を見合わせる。


「また言われたにゃ。」


「ですね・・・」


「あの母上だし・・・」


「むしろ、言われまくって、「師」である陛下が困ってるにゃ・・・」


各自、勝手なことを言っている。


だが、リケ神は、涼しい顔である。


「戦いってのは・・・

どんだけ敵の意表をつくかにゃ。

アンタ・・・

仮にも「識」神ならそれくらい・・・」


言いかけると、ミネル神は盾を出す。


メドゥーサの首のようで・・・


「これなるは・・・

私が討伐した「ゴールゴ」の首を組み込んだエイギスの盾!

しつけのなっていない猫神には、石になってもらいます!」


盾を使用したそのとき・・・


至高の盾アルティメットイージス!」


リケ神が術を展開して、全員を守る。


「こ・・・

これは・・・!?」


「ウチの宇宙にも、勇者が似たような魔物を倒し、盾にした戦女神がおられるにゃ。

その力を借りた術は、意外とポピュラーにゃ。」


ニヤリとリケ神は笑う。


「猫」さながらに。


リケ神は、剣を抜く。


「ここでアンタを倒すのは、こっちにとってもメリットがあるにゃ。」


リケ神は、剣舞を舞う。


その姿は、まるで「女王の舞(ノワールロンド)」である。


「奥義!

平和神の剣舞(ピースフルフランドル)!」


攻撃的かつ、守りも堅い剣舞だった。


「ぐッ!」


無数の剣戟で応戦するミネル神。


「これほどの技を・・・!

小賢しいだけの猫ではなかったというわけですか!」



まーた言われたよ・・・

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