表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2793/3270

第2711話 大攻勢

地球・トキオシティ皇居・・・


「陸自、降下した敵部隊を殲滅!

三毛猫くんが、敵兵を捕らえました!」


「空自・・・

空戦部隊が、敵航空部隊を殲滅!」


「海自・・・

地上に降下しようとしていた艦隊を撃破!」


「ミットマイヤー艦隊、太陽系侵攻艦隊を殲滅!」


全ての報告を聞き、大帝浄仁(きよひと)が、鷹揚にうなづく。


「では・・・

コリアスのラインハルト元帥やミリアム陛下に通信を。

彼らも、私たちのことが気になって存分には戦えないでしょう。」


「はい!」


侍従は、大帝執務室のモニター画面を操作する。



ミリアリア艦橋・・・


「お久しぶりです、ミリアム陛下。」


これは、ラインハルト提督との同時回線だ。


「これはこれは・・・

ご無事でしたか。

ここにいるラインハルト提督が、心配されていましたよ。」


「ミリアム陛下・・・

それをここで・・・」


「とにかく・・・」


ラインハルト提督の言葉を遮る私。


正直、この大帝陛下には、畏怖の念しか感じない。


恐らく戦ったら、私が勝つ。


が・・・


この笑みは・・・


慈悲の微笑み(アルカイックスマイル)と言うヤツだ。


銀河連合国民でも、理解できない者は「ヘラヘラ笑い」と称するが。


「私たちが、全総力をもってしてこの敵艦隊を討ち取りましょう。

ついては・・・

臣下のラインハルト提督とヤン提督を今しばらくお借り致します。」


「ご武運を。」


そう言うと・・・


大帝陛下からの通信は切れる。


「全艦隊、総攻撃!

現在、ミネル艦隊本隊攻略中のリケ神艦隊を支援せよ!」

あれ?

敵の捕虜?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ