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第2709話 最凶の伏兵

このコリアス救援艦隊の実務総司令官は、ミリアム女王だが・・・


神族から、オブザーバーが参加していた。


誰あろう・・・


「にゃーははは!

このあちしにゃ!

平和神リケ・ミケランジェロにゃ!」


他に誰がいるのだ。


にゅッ。


彼女は、左手の爪を少し伸ばす。


おもむろに舐める。


「「爪」が甘いにゃ!

ミネル神!」


「字が違いますにゃ・・・」


オペレーターの女性神官がツッコむ。


「違うにゃ!

ここは素直に「サムい」って言うにゃ!」


そこで・・・


「リケ艦隊、ミネル中核艦隊に総攻撃!

今、「この宇宙」に、既存の識神と新興神以外のそれはいりません!

それに・・・」


従属竜テラは、その爬虫類の目を細める。


「ここで仕留めれば、他宇宙の作戦能力を削ぐことは容易です!」


さすがは「暴竜王」。


えげつない。


リケ神の参謀として、頭角を現しつつあった。



ミネル艦・・・


「ミネル様!

リケ艦隊です!」


オペレーターが、悲鳴をあげる。


「!?

これまで、レーダーに映っていませんでしたよ!?」


「隠れていたのです!

人間上がりの猫神だけあって、どこに潜んでいるかわからん!」


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!


「下からです!

機種・・・

「機械天使」!」


本来は、AIで動く無人魔装騎士(ルーンナイト)に、リケ神が組んだ人格OSを積んだ即席の兵器だったが、今や名実ともにリケ神の天使となった彼らが、思わぬところから攻撃を仕掛けている。


そう・・・


少なくとも、リケ神はミネル神を討ち取るつもりだった。

リケ神、いたのです。

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