第2702話 剛力!陸上自衛隊!
空自部隊と、交戦する他宇宙部隊だが・・・
時折、降下してくる部隊もいた。
「くくく・・・
僕の出番だね・・・」
陸戦型機動兵器が敵機と交戦するなか・・・
ロシアンブルー系の人猫少年が立っていた。
彼は、トキオシティの皇居近辺の野良猫を銀河連合軍のマッドサイエンティストに遺伝子改造された「国防猫」である。
名は・・・
「江戸猫くん」。
「はあッ!」
神波動を発して、巨大化!
公式プロフィールでは、このときは50mはあるようだ。
「どらああああああああッ!」
小林機が、敵機を「粉砕」する。
「ああ・・・
隊長ってば、他宇宙の機体を部品レベルで破壊しちゃって・・・
始末書・・・
私が書くんですよ・・・」
御影二佐が、グチをこぼす。
仕方がない。
彼らの部隊は、名の通り「脳筋」部隊だ。
「って・・・
江戸猫くん!?
誰よ!?
あんな「性癖破壊生物兵器」投入したのは!?」
ずずんッ!
江戸猫くんは、敵機を踏みつぶす!
しかし・・・
わけがわからないのは、彼が・・・
「女性」にしか見えない点である。
ゆえに、「自衛隊最凶兵器」とも呼ばれている。
いろんな意味で。
「こ・・・
この化け猫がッ!」
斬りかかってくる敵機を、持ち上げると・・・
江戸猫くんは、敵空中部隊に投げつけた!
敵機同士がぶつかって、爆発四散する・・・
まるっきり「怪獣」だった・・・
元ネタわかった人ーッ!




