第272話 激闘
「小娘の言うことかあっ!」
「私は、所帯持ちだっ!」
売り言葉に買い言葉とは、まさにこのこと。
プライス百万ノワールなり。(笑うなソコ!)
「ずっと、高霊族が、地上を支配してきたのだ!
薄汚いエルフや人間族に渡してたまるか!」
「うまくやれば、もっと続いたでしょうに!」
言いながらも、打ち合いが続く。
「ッ・・・!」
左腕の感覚に、変化。
「左装備がやられた!」
ええいッ!
ライブリアの腕でなくてよかった!
排除して、アールヴに投げつける。
攻撃の手段は減るが、誘爆よりマシだ!
アールヴの身体付近で爆発する。
「だりゃあああッ!」
神波動射撃翼と残った全砲塔で打つ!
「はばたく空を塞ぐなって言ってるのよ!」
こいつは、アレだ・・・!
地球でもよくいた・・・
世界中が、一丸となって発展しようというときに、宗教的なあるいは自分勝手な理屈で、脚を引っ張る輩が!
まさか、自分がこんな奴と実際に戦うとは思わなかったが・・・
「人は変わる!
あなたは、「神」に言われても逆らう愚か者よ!
私は、猫の女王!
猫はね・・・!
執念深いのよ!」
「小娘の言うことか!」って・・・
実は、「クロスボーンガ〇ダム」のドゥガチさんのセリフからです。




