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第2681話 衣装の指摘

「さあ!

その服を変えるのです!」


楽屋裏・・・


デイブランド神が、参加した王族・評議員を前にして威圧感を放っていた!


「だいたいにして、ナキ・ミケランジェロ卿!

あなたの服装はなんですか!?」


「そ・・・

それは・・・」


着ぐるみの上にローブである。


普通は、彼女はツナギの上からローブを着ているが・・・


「ふざけすぎです!」


「にゃッ!?」


そして、私を見る。


「だいたいにして、陛下!

あなたは「私服」と見られていますよ!」


「私服!?」


おかしい・・・


私は、多くの場合・・・


完全なオフでは、ジャージの上下なんだが・・・


「初代様の方針で、あんまり華美でないものをと・・・

そして、キティルハルムは魔導士・科学導師の国ゆえに・・・」


しどろもどろの言い訳をする私。


「限度があります!

女王陛下はもとより・・・

あなた方は、「国の顔」なのですよ!?」


「わ・・・

我々は、「上の立場」ゆえに・・・」


建築ギルドマスターのエル議員が、「なんとか」言う。


「シャラップ!」


この人、ホントにキティルハルム出身か?


聞いたところ、この人の覚醒で、我が国に服飾産業ができたとか。


かつては、装飾性なんぞ二の次。


機能性重視だったという。


「陛下にはドレスなんぞを・・・」


「ふぎゃああああああああああああああッ!?」


「ナキ閣下にはスーツを・・・」


「にゃあああああああああああああああッ!?」


キティルハルムの民が、派手な服を着ない理由・・・


それは、機能性重視であることだ。


しかし・・・


多少なりとも「変わる」のか?

ミリアム:ああ・・・

「私服」の時・・・

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