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第2673話 キティルハルムの最も濃い民

キティルハルム館にて・・・


ここには、商売を当て込んで参加したアホ共が、いくらかいた。


そこには・・・


バナナのたたき売りの商人がいた。


「にゃッ!」


商人は、バナナのフィギュアを投げる!


当然、フィギュアは堕ちてくるが・・・


「奥義!

バナナカリバーッ!」


受け止める格好で、彼女は手刀を振るう!


すると・・・


フィギュアは、金属の断面を晒して「切断」されていた!


「す・・・

すげえ・・・」


「あれ・・・

オリハルコンだろ・・・?」


「でも、周囲に影響が出てない・・・!」


商人は、両断されたフィギュアを回収し・・・


「バナナ一房、100ノワールにゃ!」


こいつ・・・


前に見た時より腕を上げてるな・・・



「ほほお・・・

女王陛下・・・

あなたの臣民は、こんなアホばかりなのですかな?」


コリアス大統領が言う。


「全部がそうではありません。

彼女たちは、「ある意味」最もキティルハルムの民の中で恐ろしい、ミケランジェロ一族です。」


敵に回すと恐ろしく・・・


味方にするとアホな目にあう。


「人間」だけでなく、「神」さえもだ。


「しかし・・・

彼女は、さぞかし戦場で武勲を立てたのでしょうなあ・・・」


いやらしく言うが・・・


「いいえ?

彼女は、無名の一般人です。」


「!!!?」


やがて、着ぐるみの展示されたブースから、投網とその中にかかった曲者を引きずって飛んでいく脱兎さんの姿が・・・


「みゅッ!

みゅみゅ~

(こいつら・・・

趣味悪いです。

ナキ閣下の汗臭い着ぐるみを盗もうとは・・)」


「仕方がないですよ脱兎さん。

彼女の着ぐるみは、兵器級ですから。」


コリアス大統領は、「ナキ・ミケランジェロ着ぐるみ個展」のブースを見て「石化」した!

こうなりますよね・・・

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