表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2749/3270

第2668話 辺境惑星コリアス

邪馬台国皇居・皇太子居室


「フジミヤ東宮殿下に、ご相談があります。」


元ガルディス帝国少将キシスは、フジミヤに話を持ち掛けた。


「なんでしょう?」


フジミヤ東宮は、彼女に王侯貴族の「心得」を叩き込んだ。


その結果、クラウン王国の再建と近代化が進んでいたが。


「カルマやアビル将軍からの連絡ですが・・・

我々より未開で、新興の辺境惑星コリアスがあると言っていましたのでね。」


マスクを外し、お茶を飲むキシス。


「もしかして・・・

「コリアス起源説」を展開しています?

その惑星・・・」


「おや?

なぜおわかりで?」


「ミリアム陛下に聞いたことがあります。

地球の大昔・・・

世界各国の文化は、すべて「自国」が起源だと称していた国家があったと。」


すでに摂政に就任し、父ニニギ皇帝の補佐をしているフジミヤだったが・・・


頭痛がしてきた。


「弟が、何とかならぬかと言ってきておるのです。」


フジミヤ東宮は考えた。


狐耳と尻尾がゆらゆらと揺れる。


そして・・・


「わかりました。

父や議会・・・

ミリアム陛下に「万博」を提案しましょうか・・・」


このときのフジミヤは、「ない脳ミソ絞って考えた」と証言している。


さっそく、フジミヤは帳面型個人端末ノートパソコンを開いた。


さらに、情報版メディアボードを取り出す。


「もしもし父上?

実はですね・・・

私一人では、手に負えない案件がありまして・・・」

「あの」国を想像してください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ