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第2666話 アメノウズメの回想

「なぜ、本来はオリンポス神族なのに「八百万」に出向したんです?」


私は、踊りつかれたアメノウズメ神に、お茶を飲みながら尋ねた。


「だってねえ・・・

「最高神」が隠れたから、ストリップしてくれ!」って頼まれてねえ・・・」


ぶッ!


噴いた!


「ウケたよ。」


「そりゃあ・・・

ウケるでしょうよ・・・」


「「いいぞ!もっと脱げーッ!」ってね。

無理。」


「うーむ・・・」


「だって・・・

そんとき、すでに「全裸」だったし。」


確かにもう脱げねえや・・・


「それで、「何やってんだ?」とあっけに取られて出てきた最高神様をマッチョな神様が・・・

ヘラクレスみたいのが、無理くり引っ張り出したってワケ。」


「なんで、オリンポス神族なのに「巫女神楽装束」なんです?」


「気に入ったのよ。」


巫女装束にしては、ひらひらしてるし。


「まあ・・・

それ以来、「芸能の神」にされちゃってさあ・・・

こっちとあっちの掛け持ち。

まあ、母様の許可ももらってるし。」


「うちにももっとすごいのがいますが。」


産休アイドルが。


「こういうのって普通の神がやるより、私らのようなのが「適任」でしょ?

あなたが、科学者肌の女王であるみたいに。」


「まあ・・・

そうですね。

一部ぶっ飛んだのもいますが。」


ミケランジェロ一族とか・・・


一級貴族とか。


「合わない人がやっても破綻するだけですしね。」


アメノウズメ神は、不意にミケランジェロ一族のドカ食いを見ている。


「「天の岩戸」はこんな感じだったなあ・・・」


適任とは・・・

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