表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2745/3270

第2665話 その女神は・・・

「みなさまお疲れーッ!」


ウサギ神が壇上に上がった。


その姿は・・・


「アメノウズメでーす!」


かなりスケスケの神楽巫女の衣装だ。


「おねえしゃんッ!」


ルナ神が頭を抱えた。


ラインダンスやら腰振りダンスやら・・・


かなりきわどい。


だが・・・



「このチキンうめえッ!」


「唐揚げさん!

あんたもチキンにゃ!」


「ナキ閣下!

オレは「唐揚げさん」だ!

チキンじゃねーよ!」


チキンを食ってるナキと唐揚げさん。


「唐揚げさん・・・

神々にもそうツッコまれてたにゃ・・・」


リケ神がフライドチキンをかじる。


よく見ると・・・



「な・・・

なんなんです?

あの三毛猫族は・・・?」


アメノウズメ神は、がっくりきた。


仕方がない。


ミケランジェロ一族は・・・


「色気より食い気」・・・


「花より団子」の一族だ。


来ていた一族全体が、食事をしていたのだ。


「こうやってだな・・・

うす~く切って、滑らせる・・・

これが・・・

「スライドチキン」だ!」


ショータが、チキンを切ってスライドさせている。


「おお!

ショータ閣下!

やるじゃねえか!」


「だろ!?」


唐揚げさんの絶賛に、拳を突き上げるショータ。


そのときだった。


バキッ!


ショータのどたまを、一人の青年が金属バットで殴った。


「ショータ・ミケランジェロ!

貴様!

食いもので遊ぶな!」


「た・・・

大公殿下!?」


剣呑な神波動オーラを放っているのは・・・


惑星ミリアリア大公ライティアだった。


「神々のおられる場で、アホ晒しやがって!」


そりゃあ、臣下がアホやってりゃ、主君は怒るが。

そう!

あの女神様でした!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ