第2650話 女王とワルキューレ!
「ワルキューレ隊!
攻撃開始!
オーディン様方の邪魔はさせてはなりません!」
私は、金剛石の組成を変える。
「金剛石連発砲!」
「ぎゃあああッ!
やめろ!
きさま、それでも女王か!?」
ゼグルドがわめいている。
「私は、綺麗事を言う女王です。
したがって・・・」
構わずうち続ける!
「これは・・・」
ワルキューレたちは、ドン引きしている。
それもそうだ。
私は、右腕を突き出し、光輝火炎弾を連発する。
「ミリアム女王に続け!
人類を・・・
宇宙を守るのだ!」
「「「おーッ!」」」
ワルキューレたちも、私に続いて撃ち始める。
これはキツいな。
金剛石を維持したまま、飛ばすのは。
数十の女神の火炎弾を、金剛石に点火。
ロケット弾に変えたのだ。
「う・・・
うおおおおっ!?」
そのうち、外郭装甲に穴が開く。
私は、悠久の図書館を振り下ろす。
「全機突入!
恐らく、オーディン様と戦っている敵は無人艦隊!
本命はこちらです!」
私は、飛行魔法を駆使して飛ぶ。
「なるほど。
アレが本命ですか。」
「姑息にも、操り人形の無人艦隊を持ってして後ろから狙おうと言うのですか。」
「ほほう・・・」
誇り高きワルキューレたちは、神聖竜をまとって、ミリアム女王に続いた。
よくある手ですな。




