表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2726/3270

第2646話 納品

祭祀惑星エリュシオン・・・


「おお・・・

やったか!

見せてみよ!」


オーディーン神が、満面の笑みで急かす。


「では・・・」


ファクトリアは、印を結ぶ。


「これは・・・

勇者たちもやっていたという・・・」


リシテアールの有力騎士たちがうなる。


「光よ!

わが手に集いて形に成れ!」


神波動オーラの光が集束し、三頭の黄金竜の機動兵器となる。


「オーディーン様専用機・・・

神聖竜ゴッズナーガ・ドウベにゃ!」


そうして、いくつかを実体化させる。


「これが、開発データですにゃ。」


ナキは、オーディーン神に記憶装置を手渡す。


「大儀であった!

報酬を遣わそう!」


オーディーン神は、ファクトリアに杖を渡した。


「ありがたき幸せにございますにゃ・・・」



「まさか・・・

リシテアールでも、勇者がやっていた剣を実体化する術が、神の兵器を精製する術だとは・・・」


「うむ・・・」


トラルティールの騎士たちが、話し込んでいる。


だが・・・


「しかし・・・

そなたらでは、せいぜいナマクラな光流金属ライトメタルの剣を精製して終わりよ。」


「そんな!?」


騎士が絶望的な表情になった。


「説明します。

アレは・・・

科学導師や錬金術師の知識をも必要とします。

よって、ただの騎士にそこまではむりです。」


私は、ずばりと言ってやった。


「なにせ・・・

私とて、ゼロから作るのは不可能ですからね。」


私なりの物質と光の境界を越える手段です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ