表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2721/3270

第2641話 ミケランジェロ一族「最凶」傑作

「にゃーははは!」


ナキは、指をぽきぽきと鳴らす。


ボキッ!


鈍い音がする。


「お・・・

折ったにゃ!

お前のせいにゃ!」


涙目で慌てて、骨折を回復魔法で治すナキ。


「貴様が自分で折ったんだろう!?」


「いんや!

お前のせいにゃ!」


ブジータに、責任転嫁もはなただしい逆ギレをぶっかます。


「なんなんだこいつは・・・!?」


そういうヤツとしか言いようがない。


「このミケランジェロ一族「最凶」傑作と呼ばれる、ナキ・ミケランジェロの奥義を見せてやるにゃ!」


なぜか、「デリカ」と書かれた「鉄扇」を両手に持ち、ステップを踏む。


「デリカテッセンか?」


おそらく。


ぐねぐねと、タコ踊りのようなダンスを踊るナキ。


「ふッ・・・

実を言うと・・・

呪文と言うのは、「言葉」や思念だけじゃないにゃ。

舞踊のステップも立派な「呪文」にゃ。」


だが、この暗黒舞踊もどきは、意味不明だ。


「なんと気味の悪い踊りだ!」


それを聞き、ナキはニヤリと笑う。


「誉め言葉にゃ。」


アホな方向にポジティブな女だ。


「奥義・・・

「クラーケンダンス」にゃ!」


「タコ」じゃなかった!


踊りが終わった直後・・・


ナキは、右手の鉄扇で大地をぶっ叩いた!


「いでよ!

クラーゲン!」


魔方陣が現れ、「クラゲみたいなクラーケン」が出現した!


「な・・・

なんだ!?

この気味の悪い生物は!?」


「にゃーははは!

この王国・・・

いや、宇宙の「最凶」の総合導師が生み出した最高傑作にゃ!」


ちなみに、「無断使用」である。



ナキの行動は、私でも予測不能です。(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ