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第2619話 自分が撃たれる覚悟がなければ撃つんじゃないにゃ!

エルザス提督は、憤っていた。


「ほほお・・・

エルザス提督・・・

あなたは・・・

「紙」を信じるかにゃ?」


このとき、リケ神は彼の艦の電算機コンピュータを解析し、味方艦に転送していたが・・・


「は?」


エルザス提督は、余計に腹を立てる。


「攻撃!

リケ艦と、アキツ艦隊に集中!」


連装型の神波動閃熱砲オーラエクストラキャノンを連発するが・・・


「地球の格言を教えてやるにゃ。」


リケ神は、印を切った!


次の瞬間・・・


ちゅどおおおおおおおおおおおおんッ!


「エルザス提督!

味方艦が六隻沈みました!」


「なんだと!?」


しかし・・・


「聞いたことがあるぞ・・・

ここの神々や亜神は・・・

空間を捻じ曲げ、敵の攻撃を敵に当てる術を使うと・・・」



ピースフル・リケ艦橋・・・


「にゃーははは!

あちしの問いに応えない愚か者には・・・

「死」あるのみにゃ!」


おおよそ「平和神」とは思えぬセリフを吐くリケ神。


「通常攻撃でいい!

撃ちまくれ!」


だが・・・


撃った艦が、「その瞬間」に、機械天使によって撃破されていく。


「どうにゃ?

これが・・・

ブッダ神・・・

釈迦如来の教え・・・

「因果応報」にゃ!」


絶対違う。



戦艦ミリアリア艦橋・・・


「相変わらずね・・・」


私は、頭をおさえた。


「ミリアム女王・・・

あなた・・・

リケ神にどういう教育をされましたか・・・」


サブシートに座したハルカ神が、ジト目で見てきた。


「こればかりは、「個性」です。」


としか、答えようがない。


そこまで責任持てるかッ!

撃たれる覚悟にない者は、撃つな!ってね。

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