表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2693/3270

第2614話 女王と総合導師のこだわり

キティルハルム王宮・・・


「多趣味ですね・・・」


私は、アルム神のために剣を打ってみた。


「銘は・・・

アルムダイト。」


「おお・・・」


だが・・・


「陛下・・・

アルム神が、シールド艦について聞きたいって言うんだが・・・」


アルナスが言う。


「そうですか・・・

実は・・・

私の前世・・・

といっても、昔の地球で存在した艦艇に「護衛イージス艦」というものがありました。」


「こ・・・

コワいですよ・・・

ミリアム女王・・・」


どうやら、無意識に覇気を放ってしまったようだ。


「む?

「イージス」?」


護衛イージス艦」とは、段違いの索敵能力で敵の攻撃を察知し、防御・反撃できる艦です。

ただ・・・」


「ただ?」


「あなたさまが、「聞いたことあるなあ」と思うなら、それが直結しています。」


「確か・・・

アテナ神の「無敵の盾」・・・」


「名前負けしています。

第一、持ち主に大変無礼です。

「防御が攻撃」になるべきなのです・・・」


私は、王宮工房のモニターに「シールド艦」を映した。


「戦艦並みの神波動盾オーラシールドを展開。

なおかつ、それでぶつかっても、一発も攻撃すらせずに勝つ・・・

それが・・・

シールド艦」です。」


アルム神が、「石化」している・・・


「あまりの変態兵器に驚かれたか?」


心配そうに、アルナスがその顔を覗き込んだが・・・


「この横っ腹に書かれた文字はなんですか?」


「「横」と書いてある。」


「わかりますが・・・

なんで?」


「開発案を出されたのは陛下だが・・・

開発したのは、惑星きってのアホ総合導師だからな。」


アルナスが、ため息をついた。

アホなのです・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ