表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2687/3270

第2608話 武具によらぬ強さ

「はあはあはあ・・・」


アルム神の攻撃をかわし、打ち合うことに必死のダルタニアン。


「くッ!」


ダルタニアンは、制式ライフルを銃剣から変形させて、構えるが・・・


「遅いッ!」


その声と同時に、アルム神が懐に飛び込んでいた。


「いいですか?

その武器は優秀です。

が・・・

変形させている手間が隙になっています。」


「おお~・・・」


「すげえにゃ・・・

隊長ってば、ほとんど神級や大魔王級に隙を与えず、早撃ちができるのに・・・」


部下たちは、驚愕する。


「神ってるにゃ・・・」


「「神」です。

新米ですがね。」


そう言うと、剣を納め・・・


講釈を始める。


「いいですか?

敵の攻撃をなんとかした後・・・

どう逃げるか・・・

あるいはどう反撃するか・・・

ダルタニアンよ。

あなたは、どうお思いですか?」


「その攻撃に対して、反撃方法を考え・・・

最適な・・・

あるいは、最大の攻撃をすることを答えとし・・・

行動に移しますが・・・」


だが、アルム神は人差し指を左右に振り・・・


「違います。」


バッサリと一刀両断。


「人間、誰しも・・・

「目で見る」「神波動オーラの流れから推測」→「脳神経を経由して思考分析」→「判断」→「行動」となります。

それは、どんなAIでも・・・

例え、ネオ・メカミクスでも同様です。

可能な限り、二つ目と三つ目を削除・・・

あるいは高速で実行して、行動に繋げる・・・

これが、極意です。

それをリシテアールでできておられるのは・・・

「三賢人」のみでしょうね・・・」


「特に・・・

あのアルナス卿は特に・・・」


「ええ。

王位継承者の奥義・女王の演舞(ノワールロンド)や、トラルティール騎士団流奥義のティアムレットバーストは、それを応用したものです。」

神ってる・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ