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第2589話 「人類最強」の総合導師

「まだいるのか。」


「「「びくッ!」」」


亜神兵たちが、「石化」した。


「とっとと帰った方がいいぞ?

この私は、陛下のように甘くないし、ミケランジェロ神のように卓越した技術もない。」


アルナスだった。


「ええい!」


複数で襲い掛かる亜神兵たち。


だが・・・


その両の腕は動いていなかった。


気が付けば、「ぱちん」という刀が二振り収まる音。


「「「ッ!!!?」」」


複数の亜神兵が、細切れになる。


「な・・・

貴様・・・

亜神の中では、弱いのではないのか!?」


「・・・ああ。

すまない。

「究極奥義」を・・・

「居合切り」でやったので、少し手加減した形になったようだ。」


アルナスの奥義・・・


「トラルティール王国」の騎士ですら極めることが困難とされる、「ティアムレット・バースト」。


これは、無数の斬撃で敵を細切れにする奥義だ。


達人は、巨大な機械巨人の腕を「木っ端微塵」にしたという記録もある。


それを、「二刀流」。


しかも、「居合切り」でやったというのだ。


「この私・・・

アルナス・ライテスを倒したければ・・・

あと一万人連れてこい。」


亜神兵は、目を見開いた。


「貴様・・・

ミリアム女王や聖大魔王ジョルジュに比べれば・・・」


「ああ。

弱いさ。」


アルナスは、ヒヒイロカネの日本刀・「ナカソネコタツ」を抜く。


「ただし・・・

「総合導師」としての話だがな。」


アルナスは、「戦闘形態」に変身していた。


鳥の翼・・・


竜の角・・・


竜の尻尾という姿に。


「不本意ながら・・・

「人類」としての亜神として「最強の総合導師」と言われている。」


彼女の肉体は、頑強で有名だった。


アルナスの刀は、「ナカソネコタツ」と言います。

陛下の作です。

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