表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2665/3270

第2586話 非常識無双!

そろりそろりと、撤退を始めようとする亜神兵。


だが・・・


「そうは、問屋が卸さんにゃ。」


凶悪な表情のナキがいた。


当代の最凶のミケランジェロ一族の当主だ。


彼女は、腕を十字に組んだ。


「くらうにゃ!

ナトリウム光線ッ!」


「ぎゃああああああああああああああああッ!」


ナキは、オリジナルの奥義を炸裂させる!


「きゅう・・・」


亜神兵が伸びた頃合いで・・・


「う・・・

頭痛が痛いにゃ・・・」


解説すると・・・


この技・・・


神波動オーラに、体内のナトリウム成分を混ぜて放射するものだ。


人間の身体は・・・


塩分が低下すると、「熱中症」・・・


あるいは、類似の症状を引き起こし、頭痛・思考力低下を引き起こす。


皆様も、塩分濃度低下にご注意を。


「にゃ・・・」


ナキは、頭痛薬と熱中症を治療する錠剤を飲む。


「回復したにゃ!」


んなワケない。


そんなすぐに治ってたまるか。


ただの「思い込み(プラシボ)効果」だ。


「ぐ・・・

敵を倒す・・・

ただそれだけのために・・・

なんというアホな技を使う恐ろしい女だ!」


「こんなヤツが、人間にはゴロゴロいるのか!?」


騒ぐ亜神兵たち。


いてたまるか。


「さて・・・」


ニヤリと笑うナキ。


懐から、電動ドリル(リューター)を取り出す。


「「彫刻」してあげるにゃ・・・」


その笑顔がコワい。


「「「絶対、穴を開ける気だろーッ!?」」」


「彫刻するだけにゃ。(ウソ)」


ナキは、電動ドリル(リューター)の電源を入れた。

コワい!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ