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第2576話 これがホントの「物量戦」!

「ぐ・・・」


科学神ベストラーデは、面食らった。


「お・・・

おのれッ!

誰の差し金だッ!

このような無尽蔵の艦隊を送り付けてくるとは!?」


「性格が悪いですね・・・」


ベストラーデ神の愚痴に、ミネル神も完全同意する。


中には、電磁結界でんじバリアを展開して特攻してくる艦さえいる。


「どれもこれも・・・

この宇宙の神どころか・・・

人間すら旧式化している「電磁結界でんじバリア」の防御です。」


言って・・・


はっとなるミネル神。


「このただ、突進してくる動き・・・

この艦隊・・・

人工知能は、「人格」と呼ぶのも怪しいただの「自立AI」です・・・!」


ここで、ベストラーデ神は気づく。


「ま・・・

まさか・・・

このような我らに流血を強いる物量戦を仕掛けてくるのは・・・

神族随一の参謀・・・

戦神アテナかッ!?」


ベストラーデ神は、こちらの宇宙では、叛逆した機械が生み出した邪神族さえも配下に組み入れていると聞いている。


「おまけに、人間にはありとあらゆる悪だくみを瞬時に思いつく女王がいるという・・・

やるかもしれません!

もし彼らが、自身の被害を考えぬのなら・・・

この程度の「考えなし」の艦隊を送ってくるはずがありません!」


言う間に、駆逐艦が沈む!


「悪辣な!

このような戦略・・・

それでも・・・

「神」ですか!?

「女王」ですか!?」


ミネル神が、当人が聞いていたら「人のこと言えるか!?」と即座に返してきそうな言葉を吐いた。






物量戦です。

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