第2563話 平和神の本気
ガレス艦通路・・・
「いくにゃッ!」
リケ神が、剣を「突き」の姿勢に構えた!
「鳳凰突撃衝応用・・・」
リケ神の身体から、神波動がほとばしった!
「平和神の一刀檄!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオンッ!
一直線に、亜神兵を突きで「消滅」させていく。
「お・・・
おのえッ!」
「クサい攻撃をしおってからに!」
横から、亜神兵が襲ってくるが・・・
バキッ!
ドスッ!
グシャッ!
「控えなさい。」
「平和神の御前です。」
「ってか、リケ様を通すんだし!」
恐竜娘たちが、尻尾や突きで敵を沈黙させていく。
「頭ががら空きだッ!」
亜神兵が、上から斬りかかってくる!
しかし・・・
ガキイイイイイイイイイインッ!
彼女の「髪」が防いだ!
「にゃーははは!
真剣白髪取り応用・・・
「真剣白髪受け」にゃ!」
びゅおおおおおおおおお・・・
「サムいです・・・」
「1℃低下です。」
「こんなどーしょもない奥義・・・
どーするんだし・・・」
斬りかかってきた亜神兵は、「凍結」していた。
「おっと!
壁にゃ!」
隔壁に阻まれる、リケ神一行。
「召喚ッ!
オリハルコンの電柱ッ!」
「「「なにーッ!?」」」
さすがの恐竜娘たちも、度肝を抜かれた。
金属製の「電柱」である。
こんなモン、どういう需要があるのか・・・
「どっせいッ!」
槍投げの要領で、投擲する!
ががあああああああああああああああああんッ!
電柱は、隔壁を何枚もぶち抜いていった!
電柱です!




