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第258話 白の猫男爵とネズミの王

「ここを頼む!」


イリアは、銃士たちにその場を任せると、巨大な神波動オーラを持った「機械生命体」と対峙した。


「こいつは・・・

異様な神波動オーラを感じる・・・」


そのときだった。


リシテアールの方角から、カピバラの姿の魔装騎士ルーンナイトが飛来したのは・・・!


「なにをしにきたんだ?」


イリアが尋ねた。


「なに。

僕は、こいつに因縁があってね・・・

君たちにとっても、ただですませられる存在ではないよ。」


「なぜだ?」


「彼の名は、クレス。

ご主人様の助手をしていたが、とんでもないストーカーでね・・・

相手にされないことに腹をたて、研究データを捏造したんだ。」


「じゃあ・・・

ある意味、超魔王の生みの親・・・」


「かもしれない。

けど、性質の悪いことに・・・」


クレスの放った神波動オーラビームを、二機同時にかわす。


「本人は、ご主人様のただの「逆ギレ」と思い込んで疑わないことだ。」


「そのせいで、「人類に対する破壊的な不信」を持たせたのにな・・・!」


「まったくだ。」


実験用マウス一号は、操縦桿を握る。


「さすがこの身体は、ご主人様の「最後の退職金」だけのことはある。

いつもの「ネズミ」の姿や、「大魔王カピバラ」よりも強力な力が出せる!」


「じゃあ・・・

ストーカー退治といくか!」


「そうだね・・・

女王補佐官殿!」



似たような経緯の二人だけに、気が合うところがあるのでしょうか。

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