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第2554話 戦神ガレス2

一瞬にして、リシテアールの付近・・・


軌道衛星オービタルリングの周囲に到達した、大艦隊・・・


それは、戦神ガレスの艦隊だった。


「なんだ?

あのチンケな軌道衛星都市は?

あれが、リシテアールの誇る防衛要塞か?」


高を括るガレスだったが・・・


「ガ・・・

ガレス様!

艦隊が、転移してきました!」


「どこだ!?」


いきなりのことで、ガレスも報告したオペレーターも仰天している。


「この艦隊の「真下」です!」


「何!?」


ドドオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!


「ど・・・

どうした!?」


「発砲準備で変形した人型艦が・・・」


「人型艦が沈められたか!?

どうやって!?」


次の報告で、ガレスは真っ青になる。


「敵人型艦に・・・

「股間」からぶった斬られました!」


思わず、自分の股間を押さえるガレス。


そう・・・


それをやったのは、リケ艦隊の砲撃戦艦である。


「うう・・・

だれだ!

こんな鬼畜のような戦法を使うヤツは!?」


そんなとき、いきなりガレス艦の艦橋のモニター画面に、リケ神の姿が映った。


「お初にお目にかかるにゃ。

この惑星の守護神・平和神リケにゃ。

突然の失礼、お詫びいたしますにゃ。」


丁重に挨拶するリケ神だが、目が笑っていない。


「いやあ・・・

「不法侵入」には容赦をするなと、配下の神官や機械天使には言っておいているものの・・・

アポなしのお方にはどうしても、こうなってしまうにゃ。」


とてもエグい。


「では・・・

貴様は・・・

この戦神ガレスに、「下から股間をぶった斬る」ような戦法をとるというのか!?」


「ふッ・・・

それは、いつもあちしがやっていて・・・

人間や上位神から「やるな」とよく言われる戦法にゃ。」


リケ神は、不敵に笑った。


「猫」さながらに。

でたーッ!

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