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第2534話 聖科学神

情報艦・科学殿サイエ


その艦橋で、メガネのような装置を付けた神が、情報を分析していた。


聖科学神ゴッドサイエンティア様。

掃討は、思ったよりはやくすみそうです。」


オペレーターのエルシュ神がデータを見ながら報告する。


「しかし・・・

アリーナのヤツ・・・

派手にやったな。」


聖科学神サイエスは、この戦場で情報を集めていた。


12創造神王では、参謀の役となる。


「暗黒邪神ウリナラースか・・・」


サイエスは、シートに寄り掛かる。


「あの~・・・

暗黒邪神ウリナラースってなんですか?」


エルシュ神が聞く。


「そうだな・・・」


サイエスは、少し考え、口を開く。


「人間の科学者の間でも、議論があろう。

創世大爆発ビッグバンの以前が、どのような世界であったかと・・・」


「はい。

同じことを繰り返していたとか・・・

別の宇宙があったとか・・・」


「もし・・・

自然発生か、何者かに生み出されたかわからんが・・・

その「原初の宇宙」で、運命神デウス・エクス・マキナ様と争っていたのが、暗黒邪神ウリナラースではないのかというのが、私の学説だ。」


「!!!?」


エルシュ神が、目を丸くする。


「人間の神話でも・・・

「神が人をつくる前に、悪魔がつくった巨人がいた」とか・・・

「神が人をつくる前に、神々の戦争があった」とかいわれている。」


「事実じゃないですか。」


「そうではない。

意外に人間も鈍くはない。」


サイエスは、目を閉じた。


「まさか・・・

混沌カオス神族の方々が、今の宇宙で我ら創造神族や破壊神族が参戦するのを禁じていた理由って・・・」


「そう。

一つ目は、司書神カイロス様の言われるように「宇宙の強度」。

二つ目は、「ウリナラースの封印」。

三つ目は、「現代の全戦力の充実を待っていた」。

それが理由であろう。

さて・・・

シェスのヤツは、どうなっているか・・・」




運命神デウス・エクス・マキナの敵!?

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