第2478話 ワッフル参上
冗談じゃない!
「マスゴミ」の数名は、逃げていた。
女王直属捜査官といったか・・・
あんなすっとこ私立探偵に捜査されてたまるかッ!
なんだ、あのナリよりバカ力のウサギは!?
「「「あんなヤツらに捕まってたまるかーッ!」」」
皆が、そう叫んだ時だ。
そのとき・・・
脚がガクッと払われ・・・
全員が倒れる。
「誰にゃ!?」
横を見ると、そこには・・・
「キティルハルム王国軍・諜報部隊工作員・・・
ラッティです。」
ニヤリと笑う、ローブ姿の小柄な人鼠の女性。
「くッ・・・」
「・・・と、いうことは・・・
ここで出てくるのは・・・
女王陛下の妹君の・・・
笑えないオヤジギャグにゃ!」
一人が言う。
「あ・・・
ああ・・・ッ!」
「ど・・・
ど素人でもわかるこの神波動は・・・」
「そうだ・・・ッ!
幾多の戦場で、破壊工作・内部破壊を得意とした特殊部隊の隊長・・・!」
マスゴミたちは、震え上がった!
「そーです。
私が、ワッフリーズです。
なんなら、「ワッフル」とお呼びください。」
眼前に、ワッフルが立っていたのだ。
「笑えないにゃ!
「猫」が・・・
別の「猫」に率いられた「ネズミ」の取り囲まれて・・・
「袋のネズミ」になって捕まるなんて!」
「さあ。
言い訳は・・・
警察署でお聞きしましょう。」
ワッフルは、ニヤリと笑う。
「「報道法違反」「人権保護法違反」「神権侮辱罪」・・・
現行犯で逮捕です。」
「猫」さながらに!
ワッフル参上!




