第2454話 邪神王滅ぶ
「だりゃああああああああああああッ!」
私の攻撃が続く!
「おおおおおおおおおおおおおおおッ!」
オルゴデミウス神との撃ち合いになっている!
「後から誕生した人間が・・・
好き勝手しおって!
そんなに・・・
そんなに、こんな世界が好きかッ!?
すぐに、言ったことを違う意図で勝手に曲解する者・・・
言い切る前に、間違った答えを出す者・・・
そんな者ばかりがいるこの世界が!」
「聞き捨てなりませんね!
その言葉・・・
「神」の言っていいことではありません!」
「綺麗ごとを言うな!
このクソ猫!」
少し、カチンときた。
「それは・・・
超魔王ガルアレートを・・・
ハルカ博士を侮辱することです!
少なくとも彼女は・・・
自分すら捨てて、研究していた!
結果は酷いモノでした。
が・・・
その姿勢は、尊敬できる!」
私には、彼女のことが多少なりとも理解できる。
「光に呑まれて消えなさい!
邪神王オルゴデミウス!」
「ぐ・・・
ぐはああああああああああああああああああああああああッ!」
オルゴデミウス神は、情報から・・・
細胞から・・・
崩壊していく・・・
と、同時に・・・
司書神様が、鍵の杖を回した。
がちゃりという音がし、扉が閉まり・・・
消える・・・
オルゴデミウス神もまた、消えていく・・・
そこで、私は・・・
司書神様を見た。
「ま・・・
まさか・・・
神々が人をつくった理由って・・・」
私たちの世界は・・・




