第2442話 認める訳にいかぬもの
「神の法・・・
神の力・・・
それが全てだ!」
オルゴデミウス神は、暴れまわる。
その時だった!
携帯型ジャベリン砲を持った亜神が、ジャベリンを撃ちまくる!
「残念ながら、あなた様を認めることはできませぬ!」
聖女ジャベリンだった。
「その通りにゃ!」
ニケ神が、剣でオルゴデミウス神の触手を斬る!
「あんたには、あんたの正義があると思うにゃ!
でも・・・
少なくとも、あちしは・・・
その正義を認めないにゃ!」
「お・・・
おのれ・・・ッ!
聖女に若輩の女神風情が!」
激昂するオルゴデミウス神だが・・・
そこに・・・
守護の竜・神猫がたたずんでいた。
「そう・・・
時として、「正義」は危ういものです。
オルゴデミウス神・・・
あなたならば・・・
それを最もよく知っておられるはずです!」
私は、両肩のキャノン砲を、オルゴデミウス神に向けた。
「よって・・・
女王の名において・・・
「神と人の世」を壊す悪神として・・・
オルゴデミウス神!
あなたを滅します!」
「お・・・
おのれ・・・ッ!
神々も人間も、この正統な神の王を認めぬかッ!」
オルゴデミウス神の神波動閃熱砲級の攻撃が、全方位に降り注いだ!
だが、その攻撃は全て盾のような光で防がれる。
「ア・・・
アテナ神の「無敵の盾」かッ!」
至高の盾・・・
それは、神々の究極の防御である。
「神々に叛意あり。
人間に対する無差別殺戮準備として・・・
「処罰」致します!」
「悪」神討伐です。




