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第2431話 猫神VS邪神

これが、戦艦の中か・・・


広大な空間が広がる場所・・・


そこに、一個師団と一個艦隊が向き合っていた。



デミウルゴス艦艦橋・・・


「きおったな・・・

このクソ猫!」


邪神デミウルゴスが、モニター画面のリケ神を睨みつけた。


「よくもまあ・・・

ここまでの無数の壁をつくってくれたにゃ。

それと・・・

あちしに「クソ猫」って誉め言葉はうれしいにゃ!」


「んだと!?」


キレかかるデミウルゴス神。


「陛下の言った通りにゃ。」


リケ神は、ニヤリと笑う。


「猫」さながらに・・・


「くくく・・・

誰でも、しょせんは・・・

自分の基準で、「怒る」と思う言葉で悪口を言うにゃ。

でも・・・

相手が気にしていない・・・

あるいはそう思ってない言葉で言っても無意味にゃ。」


―こ・・・

こやつ・・・

神々さえ到達していない、その域の意識・・・!

なんと言った?

こやつは・・・

こやつの言うことが本当なら・・・

ミリアム女王は・・・

ある意味、「神」より手ごわい相手ということになる!―



戦闘が始まった。



ピースフル・リケ艦橋・・・


シールド艦・・・

敵駆逐艦を全滅させましたにゃ!」


リケ神のもとに、報告が入る。


「ああ・・・

圧倒的にゃ・・・

我が艦隊は!」


リケ神は、陶酔にひたりつつも、手をゆるめない。


「砲撃にゃ!」


次の瞬間、デミウルゴス艦隊の巡洋艦が次々と撃沈されていく!


「こ・・・

これほどのものかッ!

クソッ!

リケ神!

貴様は「神」なのだぞ!

人間なんぞと一緒にいて、狂ったかッ!?」


「いんや?

あちしは・・・

あちしにゃ!

かんけーないにゃ!」


なお・・・


ピースフル・リケ艦橋では、「少〇A」のBGMが流れているが・・・


あのBGM・・・


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